もともと本を読むのが嫌いだったわけではない。
本屋に行って立ち読みするのが好きである。
なかなか読む機会に巡り合わなかっただけ。
高校生の時に、「ソフィーの世界」を何ヶ月もかかって読破した。
内容はおぼろげに覚えているが、強烈に印象が残ってる言葉が一番最初に書かれている。
ゲーテの格言、
「三千年を解くすべを持たない者は
闇のなか、未熟なままに
その日その日を生きる」
当時詳しくは意味はわからなかったけど、すごい言葉だと感じた。
そしてゲーテに興味が出てゲーテ格言集を読んでたっけ。
大河ドラマ「新選組!」では燃えよ剣を読み、そして新選組に興味を持ち
次はスピリチュアルに興味を持ち、シークレットと引き寄せの法則を読んだ。
本を読むのはそれに興味を持ったからなのだが、今もそれは変わらない。
以前は自己啓発本を読むのを敬遠していたのに、今は読むのがそれである。
昨年からいろいろと悩みの種が出てきて、自分の頭の中だけでは解決はできないと感じたから読み始めたのである。
その中に答えがあることはないとわかっているけど、新種の悩み事ではないからきっと何か糸口が見つかるはずです。
そして長い年月を経て、先ほどのゲーテの格言に帰ってきたのだと。
僕は解くすべを求めていると。
もう一度
「三千年を解くすべを持たない者は
闇のなか、未熟なままに
その日その日を生きる」